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baby蘭

は麻美ちゃんとずっ

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は麻美ちゃんとずっ

と付き合いたかった。でも無理だってわかったんだ。僕は時々人がやらないようなことをどうしてもしてしまう。麻美ちゃんを困らせることをしてしまう。僕の性分なんだ。どうしょうもないんだよ。これからも変わらない」 ・・私は震える手で顔を覆った。 雅博に泣き顔を見られたくなかった。 しっかり者の私でいたかった。 しばらくそうして神経を休めようとした。 ・・それから・・ ・・顔から手を離して雅博の方に伸ばした その手を取った。 最後の温もり。 ―さっきの元カノの手と同じ温もり・・・・。 雅博の言う事は良くわかった。 私達は無理なのだ。 「破れ鍋に閉じ蓋ってね、雅博達をいうのよ」 やっとのことでそれだけ言った。 完敗だ。 似た者同士でまったりと生きて行きなさい。 私は席を立った。 「麻美ちゃん」 追うように雅博は言った。 「麻美ちゃんと会った時運命だと思った。将来も考えた。麻美ちゃんはいつも正しい。猫はすぐ死んでしまった。僕のする事はいつも無駄が多いいんだ。 ・・だけどね。ごめん」 雅博は目を伏せた。 「時々麻美ちゃんに疲れるんだ」 ・・わかっていた。 雅博が私の言うことに度々傷ついていたことをSmarTone 上網

でもそんな雅博が大好きだったんだよ。 私は元カノに頷いた。 元カノは柔らかく微笑んだ。 会い方が違えば友達になれたかもしれない人。 「傘は持ってるの?」 もう一度雅博が呼びかけた。 当たり前というように私は傘を振って店を出た。  空は明るくなり雨は小降りになっていた。 私はレインコートを着て空を見上げた。 ・・雅博には帰る場所があったのだ。 でも私にはない。私は一人きりだ。 ・・そう思うと何度も涙が溢れた。 どうせいつか別れる二人だった。 だけどまだ雅博を愛してる。 急にこの気持ちを消すことなんてできやしないよ・・・。 私は雨の通りを歩いた。 人目を避けるように深く傘を傾けてdermes 投訴

傘もたまには役に立つものだ。涙を流しながら私は思った。今日が晴れで無くて本当に良かった。 ・・雨が静かに私の傘を打つ。 雨の向こうには虹が有るんだ。 ふとそう思った。 今は駄目でも私に合う人がきっといつか見つかる。 何度かしんどい思いをして泣くかもしれないけどいつかきっと会える。
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